幼経懇とは

 幼経懇は、日本経済団体連合会(日本経団連)に業種団体として加盟する私立幼稚園の集まりです。

 現在、会員数(法人数)は約160園で、幼児教育や子育て支援などに関して幼稚園の果たす役割を広く社会に認知してもらうことを目的とし、保護者の経済的負担の軽減など私立幼稚園の充実・発展に向けた政策ビジョンの実現を目指して、平成8年に設立した団体です。

平成8年6月
私立幼稚園経営者懇談会
発起人一同


私立幼稚園経営者懇談会設立趣意書

 少子・高齢化社会を迎えた我が国において、人口構造の変動はさまざまな社会的問題を引き起こしつつあります。

 とりわけ出生率の低下は、単に子ども人口の減少にとどまらず、核家族化や都市化・過疎化の進展などとあいまって、将来の社会経済に深刻な影を落とそうとしています。

 一方で、男女共同参画社会の形成や女性の社会進出といった状況に対応し、子どもが健やかに生まれ育つための環境づくりをどう進めるかが緊急の課題となっております。

 我々私立幼稚園はこうした状況に対応すべく日々努力を重ねておりますが、幅広い子育て支援が求められている今日、有為な人材を活用しつつ社会経済の変化に 対応していく経済界との交流を深め、新しい幼稚園経営のあり方を検討し、その活性化を図っていくことが必要と考えます。

 ここに日本経営者団体連盟(日経連)に加盟し、業種団体として『私立幼稚園経営者懇談会』を設立する次第であります。

 幼稚園経営者の多くの方々とともに、新しい世代の経営者としての能力を高め、子育て支援の充実・地域社会の発展・利用者サービスの向上のため、努力していく所存です。

平成8年6月
私立幼稚園経営者懇談会
発起人一同


幼経懇組織図